近親者のための自助グループ・凪の会:ストップ!性被害

身近な人が性被害にあった方のための自助グループ立ち上げをめざしています。

13歳、「私」をなくした私 性暴力と生きることのリアル(山本潤)

 中の人が読んだ、参考になりそうな書籍についてご紹介していきます。

 

 

 読書メーターさんに中の人が登録した感想を転載しておきます。

 

 性暴力のサバイバーである筆者が自身の経験を綴ったもの。サバイバーとは「それを生き延びた」人のことと考えていただいてよい。性暴力・性被害が深刻なトラウマとなって、その後の人生に影を落とすことについて、想像力をどれほど働かせても、ついには「理解」には到達できないだろうという気持ちにさせられる。しかし当事者を孤立させてはならない。当事者が、世界と人間と自分自身への信頼を回復させるのには、どうしても支援が必要だ。この本は、声をあげられない当事者やその近親者に読まれてほしいと思った。回復は可能だから。

 

 誤解を恐れずに言えば、「理解」はできなくても「共感」を示し、受け入れることは可能だと思うのです。その辛さ・苦しさ・怒り・絶望等を、「理解」できると考えるのは、性急であり、時として傲慢でさえあると思います。

 とはいえ、側に寄り添い、共に回復への道を歩むことは可能なのだろうと思っています。